患者さん説明用作用機序動画

患者さん説明用作用機序動画

全身型重症筋無力症(gMG)でウィフガートを投与される患者さんに、ウィフガートの作用機序を説明するための動画をご用意
いたしました。

イラストアニメーションを用いて、人体とgMG、そしてウィフガートの仕組みを物語形式で親しみやすく表現しています。

診察の際に患者さんへの説明ツールとして、ぜひお役立てください。

【ウィフガートで治療する患者さんへの説明用】
全身型重症筋無力症に対するウィフガート®の作用機序(動画)

【再生時間】5分36秒

動画に登場するキャラクターの紹介

アセチルコリン(ACh)

AChは、脳から筋肉を含む身体のさまざまな部分にメッセージを伝える神経伝達物質です。

アセチルコリン受容体(AChR)

AChRは、筋肉に発現する受容体の一種です。神経から筋肉へのメッセージを受け取ります。

免疫グロブリンG(IgG)

IgG抗体は、免疫系によって作られるY字型のタンパク質です。IgGなどの抗体は、感染症や病気から身体を守る上で重要な役割を果たします。

病原性があるIgG自己抗体(IgG)

MGの原因となるIgG自己抗体です。神経から筋肉へのメッセージ伝達を妨害します。

胎児性Fc受容体(FcRn)

FcRnはIgG抗体と結合し、IgGが長く血中に留まる役割を持つ受容体です。

(イラストの緑色は結合するIgG抗体で、黄色の部分がFcRnです)

ウィフガート(抗FcRn抗体フラグメント製剤)

ウィフガートは、FcRnの親和性を高めるように設計されたヒトIgGのFcフラグメント製剤です。IgG自己抗体を含むIgGと競合的にFcRnと結合します。

(イラストの水色部分は結合するウィフガートで、黄色の部分がFcRnです)

gMG患者さん

MGは病原性のあるIgG自己抗体によって神経から筋肉へのメッセージ伝達が阻害されて生じる自己免疫疾患です。その結果、筋力低下が起こり、gMG患者さんはさまざまなMG症状に悩まされることになります。

JP-VJP-23-00661(2023年11月作成)